質の良い睡眠は時間ではありません
質の良い睡眠とは、疲れが取れて翌朝スッキリと起きられることです。
私達はいつもより睡眠時間が短いと翌日疲れが取れないような気がしますよね。
人は睡眠時間が足りないと疲れが取れない、
疲れが取れないとストレスが溜まる、
ストレスが溜まると睡眠の質が悪くなる、
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こうして睡眠の質がだんだん悪くなる負のスパイラルに陥ってしまいます。
そもそも睡眠時間には個人差があり、3〜4時間程度でも十分な人もいますし、8時間以上寝ても足りず、日中眠くなったり疲れが取れない人もいます。
基本的には人の睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠の繰り返しで1.5時間が1サイクルになっていますから、その倍数で起きればベストとされています。
3時間、4.5時間、6時間、7.5時間といった具合です。
質の良い睡眠は時間よりもメラトニンを増やすこと
しかしいくら決まった時間に起きることができてもスッキリしなかったり日中眠かったりすればそれは質の良い睡眠が取れているとは言えません。これには睡眠ホルモンが大きくかかわっているのです。
疲れが取れるような質の良い睡眠を得るためには睡眠ホルモンであるメラトニンと成長ホルモンです。
成長ホルモンは年齢とともに低下し、40代になると20代の時より半分に減るといわれています。成長ホルモンが分泌されるにはメラトニンが分泌されるようにする必要があります。
したがって質の良い睡眠は睡眠時間を考えるよりもメラトニンの分泌をいかにして増やすかということの方が重要なんです。
こうしたことから人工的にメラトニンを増やせるようにと考えられたのが快眠サプリメントです。
もちろん睡眠障害の根本的な問題が解決されない限り一時的なものになりますが、解決するまでの応急処置的な考え方であればサプリメントも使い方次第ではとても有効に働くとされています。
まずはメラトニンが正常値になるように心がけて自分なりの生活リズムをつかむことが先決です。生活習慣や家事や仕事などのストレスが無いか見直してみましょう。
これが整った段階で翌朝快調になりしっかりと疲れが取れれば自分が必要とする睡眠時間が判るはずです。