良い夢を見ることで日中取りいれた情報が処理できる
人の脳は睡眠中に日中取りいれたさまざまな情報を整理して必要な情報を取り出し、“引き出し”にしまっておき、必要の応じてサッと取り出せるように処理できる能力を持ち合わせています。
インフォメーションでも解説していますが人は睡眠中に「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」を90分ごとに繰り返しています。
ノンレム睡眠は脳が休息している時間帯で、レム睡眠は脳が活動をしている時間帯です。
睡眠の前半はノンレム睡眠が長く続いて、後半になってくるとレム睡眠に移行していき
脳が活動を始め夢を見るようになります。
質の良い睡眠をとるためにはこの夢が意外と重要で、
人の脳は記憶の中に重要な部分が整理されて保管しておくことができるのです。
日中取りいれた記憶の生理を行うためには脳が活動するレム睡眠の時間帯で、
質の悪い睡眠をしているとレム睡眠で情報整理ができなくなってしまうのです。
つまり、レム睡眠の時間帯を如何に質を良くするかがカギになるのです。
睡眠時間が短いとレム睡眠の時間帯を確保することができず、
翌日までに情報が整理できないので自然と仕事の効率は落ちてしまうのです。
人は取りいれた情報を整理するのは起きている時だけでなく、
寝ている時でも無意識のうちに情報を整理して引き出しにしまっているのです。
また、ストレスを溜めた状態でもレム睡眠で情報を整理することができなくなります。
ストレスが溜まっているとストレスに関する夢を見てしまい有益な情報を
取り出して整理する能力が落ちてしまうと言われています。
なぜなら夢は常に新しい情報を元に再現されるからです。
こんな時には癒される画像や動画などを見ることで
気持ちもリラックスでき良い夢を見ることができます。
こうすることで情報が効率的に処理されるので、
質の良い睡眠ができて翌日の仕事の効率アップに繋がるというものです。