寝る姿勢で睡眠満足度が変わる
人は寝るときに大きく分けて３つの姿勢で寝ると言われています。
仰向け
横向き
うつ伏せ
です。
これは幼少期から長く続いていることが多く、急に変えろと言っても簡単に変えられるものではありません。
それこそ姿勢が変わるだけで眠れなくなってしまうこともありますから。
重要なのは自分に合った姿勢が重要なのであって、これがベストという姿勢はありません。
それでは各姿勢についてメリットやデメリットを考えていきましょう。
仰向け
仰向けはもっとも自然な寝姿勢で、日本人にもっとも多い姿勢といわれています。
仰向けのメリットは、左右対称であることで骨格に負担がかからず、特に骨盤に歪が起こり難い姿勢といわれています。
しかし仰向けは首と腰に負担がかかるのと、人によってはいびきをかいて「睡眠時無呼吸症候群」になることもあります。
首と腰への負担は「質の良い睡眠ができる寝具」を参考にして枕やベッドなどを自分に合ったものに変更するだけで改善されます。
いびきや睡眠時無呼吸症候群に関しては一度専門医（睡眠外来）に診てもらい、いびき用マウスピースや専用器具を紹介してもらった方が良いでしょう。
横向き
メリットはいびきや睡眠時無呼吸症候群が軽減されて腰への負担が軽くなることです。
また右向き姿勢は内臓への負担が軽くなります。これは内臓の出口が右側にあるためです。
デメリットは硬い寝具で寝ると首や腰に負担がかかるので、自分に合った寝具を選ばなければなりません。
また、左向きに寝ると心臓に他の臓器が覆いかぶさる形になるので圧迫されます。
ただし、最近の研究では左向きに寝るとリンパの流れがスムーズになって老廃物が排出されやすくなるとの報告もあります。
これは「ホリスティック医学」と呼ばれる考え方で、全体的な健康観に基づいた療法として最近話題になっている物ですが、胃と食道のつなぎ目が緩んで胃液が逆流して食道を痛めるともいわれています。
右向きか左向きかどちらが良いか、真逆の意見になってしまいましたが、いずれにしてもどちらか一方だけに寝ることもけっこう辛いものがあります。
いずれにしても熟睡できることが最も重要ですから、どれが良いとは一概には言えないかもしれません。
ちなみに横向きが中心の方は柔らかめの寝具がオススメです。
その点私が購入したＹＯＫＯＮＥ（ヨコネ）という枕だと気持ちよく寝られますよ♪
うつ伏せ
メリットは、いびきや睡眠時無呼吸症候群の改善に最も効果的といわれています。
また適度な圧迫が胃腸に良いとされています。
デメリットは首筋を傷めたり腰痛になるリスクが高くなるのと、上半身の重みで呼吸がし難く心臓への負担が大きくなるといわれています。
うつ伏せで負担を軽くするには「抱き枕を挟んで乗っかるような体勢にして顔が向いた方向に手と足を肘と膝を曲げた状態広げるようにすると負担が軽くなります。
