質の良い睡眠ができる環境は寝室にあり
仕事や家事で疲れてお風呂に入り、いざ寝ようとしても何となく気分が悪かったり、それでも知らない間に眠ってしまっている。
毎日がこんな状態では質の良い睡眠とは言えません。一応眠っているのだから良いだろうと思っていても自分では気づかないところで質の悪い睡眠になっているのです。
多くの人は寝れば意識が無くなるのでベッドと布団さえあれば睡眠の質には関係ないだろうと思いがちですが、これが大きな間違いなのです。
あなたの寝室にはテレビやパソコンを置いてありませんか?
寝るときにテレビを見ていたりパソコンをしていたりしませんか?
こうした環境が睡眠の質を悪くしているのです。
ある寝室に関する意識調査によると半数近くの人が「寝室はくつろぐ場所」という意識を持っていたそうです。
本来くつろぐ場所はリビングであり寝室は寝るところです。
質の良い睡眠が取れている人は寝室で寝る以外のことはしていないのです。
睡眠医学によると質の良い睡眠を摂るためには寝室の環境が大切であるとのこと。
それは寝室の温度、湿度、光、音が適切に設定されており、なおかつ、よけいなものが無く、生理整頓が行き届いて寝室の扉を開けた瞬間に気分が良いと感じる空間でなければいけないそうです。
いくら高価な寝具を使っていても気分の悪い寝室だと質の良い睡眠はできないということですね。
よい環境であれば質の良い睡眠ができて活力が湧き、仕事もはかどり部屋の生理整頓もはかどるでしょう。
逆に環境が悪いと倦怠感や疲労感に襲われて仕事に悪影響が出るばかりか寝室の生理整頓もできなくなり、これが睡眠の質を落とすといった“負のスパイラル”に陥ってしまうかもしれません。