起床時間を体に覚えさせることでスッキリとした目覚めができます。
朝が苦手な人は必ずパッと起きることができませんよね。
目覚まし時計が鳴ってもすぐに止めてしまい、また鳴っても止めてしまうといったことを繰り返して、やっと起きる習慣が付いている人がいます。
そんな人は朝だるくて何もやる気が起きないのではないでしょうか。
実はこういった目覚めの行動は倦怠感を益々高めてしまう要因になっているのです。
というのは人の体は毎日起床に向けて準備をしているのです。
それは体温の上昇や心拍数の上昇など、数時間前から起きるために自らの体を調整しているのです。
人間の脳は決まった時間に合わせて無意識のうちに
体の調整ができる機能を持ち合わせているのです。
よく、起きる時間が判っていれば自然と目が覚めるという人がいます。
そう言った人は起床時間に目が覚める脳の機能を上手く使えている人なのです。
ところが、毎日目覚まし時計と“格闘”している人は
こうした機能を自ら使えなくしてしまっているのです。
というのは脳はたとえば朝の7時に起きるように指令を受けて準備していても、
7時半にしか起きれないような状態になると脳自体が混乱してしまうのです。
もしどうしても30分、1時間と起床時間が遅くなってしまうのなら、
前の日に起床時間を遅めに設定しておくと良いです。
たとえば7時に起きなければいけないのなら6時に起きるようにして
最終的に7時にパッと起きればいいのです。
ただし、これも徐々に改善していって決まった時間に起きるように努力しましょう。
最初は辛いかもしれませんがそのうち慣れてきて、知らないうちに習慣化するものです。
習慣化すれば倦怠感も無くなり、質の良い睡眠がとれるので決まった時間に気持ち良く起きれるようになります。